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2014年10月8日水曜日

テンプレートデザイン変更しました。

え~ブログデザインのテンプレートを変更しました。以前のはFC2の公式テンプレートから選んだのですが・・まぁ心象風景としてはともかくちょっと文字が見にくいのと、2カラムスタイルなので、縦にやたらに長くなって使い勝手がちょっち・・
で、3カラムの取り敢えず黒ベースのものの中から嫌みでないものという選択です。白ベースの方が字だけは見やすいのですが、あまりに素っ気ないというかビジネスというか・・
かといってまさかこの年でキャラクターベースははずいし・・^^;;

いかがなモンですかね?

ストロボだった・・

閑話休題

師走でもあることだし・・てわけでもないが、突如思い立って部屋を片付け、配置変更したらアナログプレーヤーが使いやすくなった。
で、アナログレコードのコレクションも整理してたら、出ること出ること懐かしい奴が・・
んで、変態性癖がよく分かるというかCDでの再販されそうもないのが多かったりして・・^^;;

で、まぁ昔買ったホルストの惑星があったので、掛けてみたのね・・

お~・・アナログだ~などと言いながら聞いていたんだけど・・
妙に音程が落ち着かない・・
ときどき明示的に音程が下がるのだ・・
そうでなくてもワウっぽい感じが・・

おかしいなぁ・・天下のDENONのダイレクトドライブのACプレーヤー・・こんな位でワウなんか聞こえるはずがない・・と思ってネオン管でのシンクロリング(正式にはなんて言ったっけか?)を見てみたら・・時々明示的に遅れているのが分かる・・

ありゃ~あまりに使わない期間が長くなってモーターがへたったかな?
磁力も使わないでいると落ちてくるし・・

で、あえなくNGが判明。

大きい音のところではカートリッジに負荷トルクが大きく掛かるので回転が落ちる可能性は当時からあって、それでもDENONのは比較的評価が高かったのよね・・なんせ放送局で高針圧で使用することを前提に作られていたからね。

で、今でこそ一世を風靡しているテクニクスのターンテーブルはDCモータなので、コッキングと呼ばれるトルク変動を伴うからSN上不利と言われていたのだ。

で、そのDCモーターの欠点を巨大な慣性質量で消してしまい、かつ大振幅時のトルク変動をも押し切ってしまえ!と言う発想で作られたのがマイクロの砲金ターンテーブルシリーズね。特に糸ドライブの奴は今でも結構なお値段でオークションされているらしい。

でだ・・アナログレコードのS/N比を決定するのはターンテーブル性能。
よってトルクが大きくて変動のないもの、かつ重量を稼げているもの・・となると流通量が減ったことと相まって「かなり」お高い・・

え~ん・・金欠の間は何ともならないなぁ・・
仕方がない・・職場に置いてある友人から頂戴したダブルアームのプレーヤを持ってくるか・・でも場所とるしなぁ・・などと悩ましいことに相成ったのだ・・

まぁ職場でデジタル化してしまう・・ってのも良いんだけど、アナログ盤特有の20分程度で終わってしまう・・だから聞き逃さないようちゃんと向き合って音楽を聴く・・ってのも良いもんなんだけどね・・
どうしてもCDだとBGM化の度合いが激しい・・と思いません?
ましてやMP3系のプレーヤなんか・・

でも、今しっかりしたプレーヤを買うとすると、アームも良いのが欲しいし、カートリッジもGTとか・・って言うと高くなるし・・ターンテーブルも推して知るべし・・う~ん・・

アース問題

閑話休題

アースだのグランドだのとがちゃがちゃ書いたけれど、学問的に精密な定義で書いているわけではないんだな・・
体験的問題回避策としてのもので、学問的に定義するとなると用語ももっと厳密に使わなくてはならない・・でも、そんな定義から調べていたら酔っぱらった勢いでなんか書けないモンね。

でだ、ちょっと出てきた用語を思い出すと、アース・・これはたぶんもともと地球という意味のアースから来ているよな・・
グランド・・これはグラウンド(地面)からカタカナ用語として短縮したものだろう。
この2者とも地球(大地)はゼロ電位である。もしくはそう見なす、という概念だよな・・

接地と言う言葉は大地に接続する・・と言う言葉の短縮形と思うので上記のアースなりグランドに何らかの方法で接続するための端子、もしくは接続する行為を指すものだろう。
電気工事法などで言う第何種接地という場合は地面との抵抗値なども定義されている。

さて、単相三線式と行ったときの中性線(真ん中のみどりの奴・・だったよな?)は両端のホット100ボルトとコールド100ボルトとの真ん中だよ・・という話だ。これ自体はグランドと全く関係なく作ることも出来る。
が、一応日本では柱状トランスなり電気室からのものなりで接地がされているはず。両方ともショートさせると真ん中の線には両端の2倍の電流が流れる・・というのは簡単に想像できると思う。だから同じ太さの線で配線されているというのはちょっと変だね・・
まぁ、両方の相できっちり同じ電気を使っていると理屈上は真ん中に電気は流れない・・と言う風になっているんだけど・・

この中性線、電圧に注目して喋ると中点などとも言う。
まぁ身も蓋もない言い方だ・・

さて、ここまでは電源ケーブル周りの話。

電子回路(電気回路でも)が成立するためには、行った来たで電源のループが通っていれば後は信号線の話なので、整流後に5Vを直流電源として使う・・と言う目的ならコモンを10000V、電源(V+)を10005Vとしてもその差が5Vなので問題なく使える(ことになっている)。

けれど、普通はここでコモンを0Vとして、それを確実にするために接地されることも多い。
でも、もしかして地球って帯電してる可能性が高いのよね・・
それでも0と見なす。

ここで使ったコモン。
回路図を書くときは接地マークを使ってあっさり書かれることが多い。
つまり、回路を構成させるときの共通電位基準ですよ・・この共通という部分でコモンという言葉が使われる。
だから(V+)側をコモンにしてしまって、普通アースにしてしまう回路を(V-)としてしまう回路技法もある。
車なんかでも普通はマイナスアース車なんだけど、プラスアースという車もあったよね・・電気をもらうときは気をつけよう・・大ショートを起すぞ!

まぁこのコモンを接地するとコモンアース・・
また、アースは共通だよ・・と言う意味でも使ったりする。

でも、本当に大地がゼロかなんてのは誰も分からないよね・・
雷は地球が相対的に電位差を持っているからこそ落ちてくるし、
まして都市部で電車ががんがん地面に電気を流している・・と言う問題もある。
アールが汚れているとノイズ対策も難しくなるよね・・

まぁ、現場的にはアースがどうであろうと感電しなくてノイズのないシステムが組めればいい話なんだけど・・

超低音騒音?

さて、前回超低音騒音は日本人にとってストレスになる・・かも?・・と書いたが、現実にストレスになっている事例を一つ。まぁ必ずしも音響の話題とも言えないんだけど・・

近隣都市のあるデパートの3階に本屋がある。
そこに勤めると体調を崩すと言うことでそこの従業員の間でちょっとした都市伝説的話題になっている。
まぁ知り合いが勤めていたこともあって野次馬しに行ったさ・・本屋自体は大好きだしね。
さて、現場にたどり着いたら確かに妙に体がだるい・・というか、重く感じる。
しばらく歩き回ってかつ本などを眺めているうちに気がついた。
非常に低い帯域の振動とも音ともとれないものがある。(聞こえるとは言いにくいくらい・・)
で、はたと気がついた。
空調機の分周振動で床が共鳴しているんでないか?っと。
東北なので50Hz。その半分か1/4か。3相モーターならその1/3の倍数か?
で、床が上下動しているみたいなんだ。
上下振動するものの上にいると、下に下がるのは重力加速度か加算されるので簡単に落ちる。
が上がるときには重力加速度に逆らうので重くなる・・この繰り返しでトータルで体が下に押しつけられているような印象になるのではないか?と。
再現実験をしたわけではないのだけれど、ありそうな気がするなぁ・・

実際その場を離れると又体が軽くなった。
ありゃ体調崩すわ・・というのが取り敢えずの率直な感想。
でも、発見は難しいだろうね。
一般にショッピングセンターなどはコスト削減のためコンクリート打設もぎりぎりまで薄く作っているから、振動発生源の対策をしっかりやらないとこういう事例は結構生じるのではないかと思われる。

まぁPAだのではこんな聞こえない音は無駄なので出さないんだけど・・ピュアオーディオでDCアンプの性能はコーン紙が揺れるのが見えるくらいが良いなどと簡単に無責任に書いている評論家もいるけど・・ちょっと考え物かな?

っと、直接には音響に関係のない話題を振ってみました。

へたればなし

う~ん・・またダブっているなぁ・・

いいや・・

んと・・昔、あるイベントで踊りのポン出しをしていたときのこと。
本番が始まってもまだ素材テープを持ってこない出演者(おばちゃんたち・・いやちょっと語弊があるか・・元おばちゃんたち・・^^;;)がいて、出番の2人くらい前にようやくテープが届いた・・

これ・・一曲しか入ってませんよね?頭出てますよね?・・A面ですよね?・・と、くどいくらいに念を押して、さて本番。何せ頭出しの確認もレベルの確認もする時間がとれない・・

あっという間に出番。板付きでハイ!カセットスタート・・レベルが分からないので-10db位の所にフェーダーを待機して、出だしで音量を調整してしまおうという作戦。

・・・が・・・音が出ない・・普通は長くても5秒くらいでは音が出ると思うんだが・・と考え、もしや表裏が逆なのでは?などと不安になった・・

っと?「ダンダンダンダン」と人が近づくような足音が?・・何だ?

「あや~・・おど(音)っこ出ねぇ~・・」「バチャン!」「きゅうわ~~ん」と曲が途中からスタート・・

 出演者呆然・・私も呆然・・観客・・大笑い・・・

 最初は何が起こったか分からなかったさ・・でも途中で気がついてしまったね・・

 彼女たちは本番ぎりぎりまで練習してたのだ・・
 そして最後の最後に録音ボタンを押してしまったんだな・・ラジカセの・・

 いや・・確かに録音ボタンが再生ボタンとすぐ隣のラジカセはあるよ・・うん・・同情はしないでもない・・でも、本番用のテープと練習用のテープは別に用意してね・・ってあれほど注意しておいたじゃないか・・

検定や試験、落とせない本番でのメンタルセット

え~立場上、検定なんかの具体的な指導は出来ないんだけど、実技に関しては本当は、技術的なことはほとんど出来ている人が検定を受けているはずなんだよね。

ということで、失敗する人の典型から気がついたマインドセット、メンタルセット系の話をしておきたい。

もう既に検定の試験内容はほとんどの受検者に届いているよね。

これを試験問題・・と思っている人が多いんでないかな?

で、内容がそれほど難しいわけではないので何となくいけそうだ・・位の気持ちで検定に臨み、検定員に後から覗き込まれる状況で舞い上がってしまい、いつもなら出来ることの半分も出来ないで終わってしまう・・と言う人が多いみたい・・

で、メンタルセットの第1

これは失敗すると信用を失うほどの大仕事だと考える。

第2

試験問題ではなく、クライアントからのオーダーであると考える。

第3

クライアントからのオーダーであるので、やれと言われたことをやらないとギャランティが出ないかペナルティが待っていると考える。

第4

だからクライアントのオーダーを自分なりにリストアップしておいて、するべきことをきっちりするように、また余計なことはしないと決める。

第5

卓、出力計、ポン出し用CDは現地さんが調達と調整済み。

第6

前現場の関係で開場18分前にタレントとマイクが到着。(1級は30分前)

第7

時間がないので、自分でやるべき手順を決めておいてそれを淡々とこなす。

以上です。

後は各自自分で検定の試験内容を検討して以上の案件に置き換え、整理し、当日計画通りに「仕事」を進めてください。

おっと、追加!

交通事故や転倒事故なども自宅前(近所)が意外に多いのだそうです。これは自宅近くだと言うことで気が抜けてしまうことが多いとか・・

検定の場合は本番試験が終わったとき・・が一番気が抜けると思うので、ここでもう一度し忘れたことがないかをチェックしましょう。実は検定条件にしっかり書かれているのよ。読み返してね。

とにかく、クライアントの仕様書を何度でもチェックしてね。抜けはペナルティ。

もう一つ全体的なメンタルセットを。

��級でさえたったの4本。
��級に至っては2本しかマイクはない。

これを簡単に考える人は多いがしっかりこなすのは大変。試験時間はこれを考慮して微妙にセットしてあるのよね。

でもこの4本と2本。リバーブ返しとCDを入れてもたかが知れている。
ということはいつもの仕事に比べれば全然楽なはず。
そして、トラぶったときのチェックポイントも少ないはず。

「と・こ・ろ・が!」実際には「何にも繋いでいないチャンネルをチェック」し始めるのよ・・焦っているんだろうね・・

トラブルというアクシデントがあったときほど、如何にトラブル経験を積んでいるか(かつ如何に解決したか)などが出てくるのよね。

もう一度繰り返すね。

既にあなたは沢山の経験を積んでいるので技術的な問題はほとんど無いはず。(新卒者でもバイトやアマとしての経験は積んでいるでしょう)
だから失敗要因のほとんどはメンタルな部分だということね。
あと、軽く考えすぎるのも良くない。

クライアントの仕様書として努々軽く考えることなく、要らないことはせず望んでいただければと思う。

あ~検定内容に関することは一切ふれてないから大丈夫・・だよな・・

クリスキット

このところちょっと普通のオーディオのサイトを見て回ることが多かった。
中坊の頃から高校(わしは高専だったけど)の2年くらいまでがオーディオ好きだったので、その頃の記憶とつきあわせても隔世の感を感じる部分と相変わらずという部分があるなと・・

さて、なぜ高校くらいで止めたか・・バンドを始めたこと、PAに関わるようになったこと・・が大きいみたい。

圧倒的な実存する楽器の力に圧倒された・・と言う感じかな・・

このとき一番感じたのが、所詮ステレオという虚像の上での生音論議に過ぎなかった・・という実感。
もちろん、この上で趣味としてたしなむのに何の文句もないんだけど、自分の中では意義付けが抜けてしまったのだな・・

さて、そうは言ってもPAもステレオという虚像で仕事をしていることに間違いない・・けど、生楽器のある状況が多いし小規模会場ではこれは覿面に生楽器の利点を使うことが出来る。

それと決定的に違うアプローチ法があって、ピュアオーディオは狭い部屋のスピーカーの向こうにホールを感じたい・・と言うのが生音のテーゼである。

PAでは如何に遠くの人でも目の前にタレントがいるかのように拡声できるか・・が大きなテーゼである。

ここで実は大きな違いが出てしまっているよなぁ・・ってね・・

おっと、ここでは意図的にレコーディング業界や放送業界などの記録系業界のメンタルは抜いてます。

あと、生で楽器をいじっている身としてはどっちもどっち・・所詮虚像・・と、これに関してはちょっとニヒルになってしまっているかなぁ・・反省・・

個人的には皮膚感覚で演奏する方なんで、手触りの悪い演奏もいやだし、聞くのもいやかも・・

と言うようなメンタルの中で、さて今自分で自室のオーディオをセットするとなるとう~ん・・
やっぱり音は前に出てきてくんないと、蹴り入れたくなりそうだし、遅いアンプやスピーカーではいらつきそうだし・・かといって自己主張の強すぎる音だとBGMにならねぇしなぁ・・
などと意外に選択肢は少ないのである。

オーディオ評論家諸氏の評論は先に述べたように前提となっているメンタルが違うので全く参考にならないし・・レコーディングエンジニアの話すことは近いけどやっぱり違うかなぁ・・

と、久々にお悩みなのだ・・

まぁどうせSMAARTでの調整をしながらディレイでユニット間距離を調整して、などとやらざるを得ない・・となるんだろうけど・・ってこで既にオーディオ評論家さんとスタンスが違っているか・・・^^;;

そうそう、低音用スピーカーの1/4波長遅れの問題は結構大きくて、これをキャノンが振動モーターを超音波駆動することで解決したと言うニュースがあったね。これは興味津々。

本番前に何を飲む?

え~・・ちょっと・・かなり・・脱線かな?

まもなく本番、卓前につくときに皆さん何を飲まれますか?
全く飲まない(トイレに行きたくないから・・)と言う方もおられますね・・

う~ん・・本番での緊張度が高いほど心臓へのストレスが大きいので本当は水分補給は大事なんですが、これがトイレとの絡みでなかなか難しい。

本番途中でトイレがせっぱ詰まったらえらいこってすからねぇ・・

さて、管理人はと言うと、少量のコーラ・・と言うのが定番になってます。

理由1 利尿効果が少ない。
お茶、コーヒー系は例外なく利尿効果が高く、1時間と持ちません。長いイベントでは4時間にも上るインターバル(まぁこんな時は交代要員(短時間でも)を決めておきますが・・)の中でトイレがせっぱ詰まると大変だもんね。ましてや客席内オペでは・・

理由2
あの「ビリビリ感」がテンションを上げる。
「おっし!やったるぞ!」という気になるのよ・・
コーヒーやお茶は「あ~休憩だ~」というメンタリティに・・
モチベーションを自分で上げなければいけないときは例外なくコーラ・・かなぁ・・「こんちくしょう!」という言葉が似合うのよね・・^^;;

まぁコーラは昔のチクロ時代の方が口の中が粘つかなくてすっきりしていたと記憶している世代ではあるのですがね・・

もっとも年も年だし、普段は水に限る!なんてやってますが・・

仕事をイメージする力

さて、仕事を、本番をきっちりと成功させるための非常に大事な力のことを話しておこうかな・・

実際の仕事を引き受けたりプラン、あるいは準備する段階で、あなたはその仕事の全行程をイメージすることが出来るだろうか?

プラン図を書いている様子、機材のリスト表を作る様子、アシスタントの交渉の様子など、本番以外にもたくさんの仕事があるわけだけど、これを具体的にイメージできる人ほど仕事の成功率が高くなる。

機材を繋ぐイメージが出来ていればケーブルの必要数だって的確に分かるし、ステージの広さがイメージできるならケーブルの必要長さも自ずと分かってくる。
出演者の動きが予想できる(イメージできる)なら危険因子も対策することが出来る・・

また、イメージすることによってやるべき事が潜在意識の中に組み込まれていき、並列的に処理できるようになるんだね。
実際人間の普段の行動はほとんど潜在意識によってなされているよね?
ペットのお茶を飲むのだって、「お茶を飲もう」と思っただけで目の前にあるペットを取り上げて口を開け、飲み込む・・なんてのはいちいち意識しちゃ居ない・・その間ほかのことを考えたり話したりしているじゃん。
で、実に95パーセントもの情報処理は潜在意識化で行われているのよ・・
顕在意識(左脳が担当)ってなかなかやっかいで、一度に一つのことしか考えられないし、直列処理だよね・・お勉強なんかはその典型。

でも、現場は多種の仕事をこなさなければいけないし、卓前では特にそう・・

だからイメージを使って潜在意識下(右脳が得意)に手順やなんかを覚えさせておくのが大事。
写真や、手書きの絵を使って始まってから成功裏に終わるまでのイメージを右脳に焼き付かせておこうね。
うまく仕事が回る時って何となく途中とか終わるまでのイメージが浮かびやすい・・てのもあるなぁ・・うまくすると音もイメージ化できるときも・・
管理人の場合は手触り感が出てくればしめたもの。かなりコントロール下に納められる。

まぁ非常に広い範囲の5感がうまく動き出すようにし向けると言うことかな・・
機材トラブルの発見には嗅覚も大事だし、味覚は体調管理に極めて重要。
ハウル前にフェーダーが重くなるようだとかなり快調!

まぁ基礎力がないとイメージも使えないんだけどね・・^^;;

技能検定の要素試験

まもなく、舞台機構調整技能士検定の全国一斉の学科試験と要素試験の時期ですね。
私が受験したのは10年以上前になりますが、1度目の検定で失敗したときは明らかに要素だった気がします。
生来記憶がリフレッシュされやすいタイプで、え?前の音ってどんなんだっけ?と言う体たらく・・
おまけに騒音の大きい軽ワゴンで、しかも大雪のため3時間近く掛かって試験会場に着いたそのときには耳が疲れ切っていたのでした・・

まぁ、泣き言はともかく、時系列で並べられた二つの音素材を聞き比べ、評価するというのは結構コンディションが良くても大変。
ミキサーに両音源とも立上がっていてフェーダーで聞き比べるならすぐ分かっても、ハイ、基準音源です・・・○○・・・次は試験音源です・・○○・・・。
と言う風に時系列で並べられると前の音の印象なんか吹っ飛んでしまう・・と言う人が多いのではないかなぁ・・
そこで、同業の先輩から聞いたコツ。
どちらの音も、自分ならこうする!という評価をすることだそうです。
基準側に対しても、試験側に対しても、自分とここが違う。自分ならこうする・・と言う点を、トーンバランス、楽器バランスなどでチェックするようにすると記憶に頼らなくても判定できるよ・・と。

言われて見れば当たり前・・でも、試験会場でそこに気がつかないとね・・まして試験形式自体が不明だとつらい部分かと思う。
何回か受験した人ならそれなりの対策を取っていると思うんだけど、まぁその一つのアプローチ法と捉えて欲しい。

各楽器の種類の聞き分け・・なんてのは生楽器をいくら聞いたか、の世界だからアドバイスのしようもないけれどね・・サンプラーやMIDIを扱うことが殆どの人だとつらいかな?

まぁ、直接検定自体の内容ではないけれど、参考まで。

ノーギャラ・ノーモニター!

2月初旬から中旬に掛けての時期に福島県喜多方市の喜多方プラザ文化センターでFBSR会なる音響の技術研修会が毎年開催されている。
もともとは東北の音響技術者が、放送、レコーディング、PAとジャンルを超えて勉強会をしようというのが始まり。
毎回生音源で行われると言うのも際だった特徴で、しかもミキサーが大小ホールのみならず、楽屋、練習室など至る所に置かれ、参加者が思い思いの場所で実際にミキシングしたり機材に触れることが出来るという極めて実践的なスタイルの研修会としても有名。
しかも、一般参加者はおろか、主催者も運営委員も、講師までも参加費を払って参加するという・・^^;;・・極めてそう言う意味でも面白い研修会である。

さて、そこで運営委員をするようになって久しい。

ご多分に漏れず研修会の実施費用の中で演奏者謝礼金が結構比重が大きくて、あるとき、どうせ運営委員の中にプレーヤーが何人かいるんだからFBSRバンドでも作ろうか!と言う話になってしまった。
で、そのハードロックバージョンに参加したときのこと、「う~ん・・いつも音響屋としては演奏者に楽器音量は適切に、モニターは控えめに・・とお願いしてるよなぁ・・」と話題になった。
いっそ、モニター無しで演奏できるか見本になってみようか!と盛り上がり、付いた合い言葉が「ノーギャラ・ノーモニター」

演奏曲はジミヘンの中から選び、パープルヘイズとリトルウィングだったかな?をすることになった。

いや、皆さん、これ、結構いけるのよ・・
各楽器、帯域を重なりにくいようにしてアレンジも音が団子にならないように気をつける。
演奏自体も必要なところにエネルギーが集中するようにコントロールすると、実にステージ上がすっきりするのさ。
で、各自、他のメンバーの音が聞こえるように、自分の音をコントロールしながら演奏すると、本当にノーモニターでハードロックが出来ちゃった。

管理人がドラムだったので、ある種自分の音で他のメンバーの音が一番聞きにくい立場。立ち位置(座り位置?)も一番奥だしね・・

演奏に当たってはまずベースが聞こえること、これが大事かな・・ある程度キックも合わせ込むし・・で、ギターは爆音系の音質で、でも押さえてあるのでまず聞こえる。キーボード・・というかピアノなどはソロの時、もしくは特徴的なリフの時に聞こえればよい・・と割り切る。

で、リズム隊が固まっていれば、上物隊は演奏の進行上問題はないのよね・・
で、他のメンバーの音がステージ上で分かるという前提を崩さないと、FOHもすごく楽。
モニターかぶりが無いもんね・・
たまたまそのときのメンバーの演奏能力が極めて高く、音が前に出てくる人たちだったので、かぶりが全体に少なめだったとも講師のオペレータ氏は言ってましたね。

で、まぁライブハウスなんかでは難しいかとは思うんだけど、モニターは無ければ無くても演奏不可能ではない・・ということ。これは覚えておいて欲しいね。実証しました。自分たちで。
それから、最悪のトラブルとして、大規模停電でPAも電気楽器もNGと言うとき、アリーナなんかはともかく、普通規模のホールくらいならドラムソロでつなげるとか、生ギターでつなげるとか、そう言う覚悟・・みたいなものがプロなら欲しい気がする。

まぁ、北国に暮らしているなら、オール電化住宅であっても電気の要らないストーブを一個は持っておかないと死人が出るよ・・と言う感覚と同じかな・・

で、その上で最低限必要なモニターって何の音だろうかと、演奏する上で最低限必要な情報って何だろうか・・と考えることは、音楽そのものを考えることでもあるように思うな。

とまれ、時間に余裕があるときに、ノーモニターでさっと音を出してみる・・
ドラムを挟んでベースの音が遠いぞ・・とか、うわ~ピアノが聞こえねぇ・・とかいってても、結構演奏って進んでいくもので・・
すると、本当に欲しい音って何?本当に欲しいメロディは?と、考えが深くなると思う。
それに、他のメンバーの音を気遣うようになるし・・なぜって?自分勝手な音を出すとすぐ聞こえなくなるから・・^^;;
こういうことを何度かやっていくと、同じ楽曲の中でもどこで押してどこで引くのか・・見えてくるよね。
それはアレンジのみでなく、演奏の仕方、音楽のあり方、ステージのあり方、リスナーへの思いの届け方・・などにもつながっていくと思うんだが・・

それが出来てくると、音響屋の見方もちょっと違ってくるよね、たぶん。
コミュニケーションもすごく取りやすくなると思うんだけど。

まぁ音響側としても出来ない人にこうだ!なんて押しつけられる何者もないんだけど、物理限界は超えられないよ・・と言う点、騒音性難聴に対する配慮から「いや~・・もうちょいモニター下げたいんだけど・・」と言わざるをえないことは多々・・
テレビのライブ映像を見てても、モニターセクションが苦労しているなぁ・・というライブは多いしねぇ・・インイヤーシステムで難聴になるミュージシャンも出ているし・・う~ん・・

舞台機構調整技能士(音響機構調整)って?

え~っと、技能検定の話をしたので、この資格ってなんや?と言う人のために、また、まだ取ってないという人のためにもちょっと解説。

これは厚生労働大臣認定の国家資格です。建築士なんかと一緒ですね。

舞台機構調整という名称が示すとおり舞台、照明、音響の各資格が構想されていますが、現在は音響機構調整のみ実施されています。

演劇であれ音楽であれ、また、邦楽洋楽を問わず、舞台で音響に携わる場合に必要な知識と技能を有することを証明する資格で、資格取得後は技能士のいる店などという表示をしても良いことになっています。

なかなか、認知されなかったり、駆引きに使われた経緯もあり受検者が伸び悩んでましたが、近年、指定管理者制度の導入に伴い、公共ホール等で指定条件に入るなどから受検者数、取得者数ともに伸びつつあります。

公共ホールでは有資格者以外にシステムに触らせないという内規を設けるところも増えてきて、ようやく官公庁での認知度も上がってきましたね。

さて、現在動いている資格は1級、2級、3級があり、専科の卒業までに3級は取得できるようになりました。
また、卒業が確実な場合は2級の受験資格ももらえるようです。
それ以外は経験年数がある程度以上必要で、これも専科を出ていることで、実務年数が短縮されます。

検定自体は学科、実技(要素と実技に分かれる)検定があり、学科試験と要素試験は全国一斉に行われます。例年1月の末から2月の始めのようです。
実技はその実施県によって変動があるようですね。
秋田県は今年は学科と同一日に実施します。

学科は舞台全般に対する常識、知識、そして音響自体の常識のすべてが求められます。
舞台人たるもの浄瑠璃知りません・・じゃあ困るよね・・古典バレエ知らないじゃ困るよね・・と言うことでしょう。
また、他の部署の人と話が出来ないようでは仕事の協力をもらえないじゃん・・と言うことです。
そう言う意味では、専門学校を卒業したばかりの人が学科では有利かな?試験慣れもしているだろうし・・

で、要素検定
これは耳の能力を問う試験です。音質がどう変わったか、どの楽器のバランスが変わったか、使っている楽器は何か・・など各レベルに応じた設問があります。

実技検定は、各試験によって素材(演奏者)の構成が変わります。
試験時間も違いますね。

で、勘違いしている人も多いようですが、試験ではなく、技能士検定ですよね?
単に知識があるとかないとか、技術があるとか無いとかではなく、一緒に仕事を組むときに安心して組めるか?と言うあたりを見るもんなんですよ・・
だから、始末に負えない人は困るわけね・・
ですから、普段の仕事をきっちり、社会人としてまっとうにやっていることが求められています。
そう言う意味で、他の類似試験とは求めるニュアンスがちょっと違います。
そこら辺は理解してチャレンジしてください。

なお、ここの検定の詳細は各県の職業能力開発協会(以下能開)にいけば、入手できます。
なお、実技が音響の場合、一度に一人しかできないという特性上、非常に費用と手間のかかる試験で、その他各種事情からすべての県が実施できていると言うわけではありません。
これについても各能開にお問い合わせください。

でわでわ受検者の方、グッドラック!

騒音性難聴を考える

レコーディングミキサーやPAのオペレータの中には騒音性難聴の方が結構おられる・・
かくいう管理人も子供の頃からの中耳炎やなんかの影響もあって左右のバランスが必ずしも良くないし、低レベルの音の聞き取り能力は健康とは言いかねる。まぁなんとか通常レベルでの聞き取りが出来るので仕事にはあまり差し障りはないんだけど・・

でだ・・騒音性難聴は90dbを超える音を長時間にわたって聞くと殆ど発症すると言われている・・まぁ細かい条件などは専門の方に聞いて欲しいのだが・・

なぜ発症するのかに関し、最近感じていることをちょっと・・

人間は使われていない器官は退化させてしまう・・という問題がまず第1にある。
まぁ退化というと進化論的な退化ではなくまぁ衰弱させてしまうと言う意味合いかな・・
例えば、関節は特に病気でない限り一生可動範囲は変わらない。が、体が固くなって・・とよく言われる現象は、実は運動神経の単純化によって引き起こされる。ある程度以上の可動域になると引きと縮みの神経が一緒になり、開こうとしているのに閉じる筋肉も一緒に動いてしまう。これが関節の可動域の狭くなる一番の原因。

これは人間の諸器官すべてに同じ事が言え、耳についても同様。

我々が仕事で大音量を聞くとき、実は大音量の中の小音量の聞き分けをしている事が多い。つまりマスキングを嫌って大音量の中のノイズとか、小音量楽器のバランスを聞こうとしている。これは言ってみれば逆マスキング、乃至は大音量にすることで人為的なカクテルパーティ効果を出そうとしているのだと考えられる・・
このことは大音量部分は聞かない、あるいは聞こうとしない・・という習慣といえる。
これがメタル系のバンドとなると130dbにも届こうとする様な大音圧・・まともに聞いていたんでは後で耳鳴りで苦しいので耳栓でカバーしながら・・聞こうとか、対策を取ることになるが、それでも体を突き抜けてくる大音量・・で、そんな音は出ていないという心理操作で"慣れる"ことになる。
つまりは大音量を聞いてない・・

聴覚神経が一生懸命脳に信号を送っても脳がそれを受け付けない状態が長く続くと、聴覚神経が使用されていないのと同じになり、聴覚神経は「ああ・・いくら稼いでも脳は受け取ってくれないのね・」とさぼり癖が付き、結局鞭毛の脱落を発生させる。こうなるともう元には戻らない・・

つまり、大音量下にさらされることで、聴覚神経の信号を脳が受け取らないという保護機能が働き、結局聴覚神経に回復不能な退化・・を発生させると言うことなんだろう。
これが騒音性難聴の本質でないかとにらんでいる。

ということは上司の小言を聞かない!という態度も難聴を誘発するんではないだろうか・・^^;;
お年寄りによくあるように思うのだけど・・

などと言うことを考え、普段はなるだけ人為的な音を聞かないようにしている。
車がちょっと悩ましいなぁ・・
自然の音に耳を澄ませる癖をつけると、人為的な音を聞くのが苦痛になるというのはあるかも(人に依るか・・)
都市部なら環境音の細かい音に気を使うとかね・・

まぁ、耳の保護の意味でも虫の羽音やら風の音、せせらぎの音などを沢山、注意深く聞く癖をつけるのは良いことだと思うこの頃・・

かわさき音楽祭

知人がこういう事に関わってますので、紹介。
まぁアマチュアで既製の曲をえらく達者に演奏する・・と言うことは有るけど、オリジナルは難しいよね・・
まして発表となると・・

それでも新しい才能が出てくればうれしい。

以下知人の別サイトでの書き込みからの引用

かわさき音楽コンテスト
  募集要項について載せてみます。
 http://www.ongakunomachi.jp/...

■ 募集内容
  インターネットでの音楽コンテスト
■ 応募条件
  オリジナルの楽曲と演奏
  オリジナルであればジャンルを問いません。
  自作の作詞・作曲・編曲による楽曲
  音楽事務所などに所属していない演奏者による演奏
  自費により録音された楽曲
  他者の権利を侵害しない楽曲・演奏
■ 応募資格
  性別・国籍・年令不問(川崎市外からの応募も歓迎)
■ 選考方法
  インターネットでの投票 システムによりランダムに選ばれる
  2曲の対戦形式・月末時点の勝率にてランキング決定
■ ラジオ出演・着うた配信などの特典
■ ランキング上位者
  情報誌「Kawasaki Music Magazine」
  「神奈川新聞」などで紹介(予定)

■募集締め切り:2月20日(3月度分)
※直接下記トーリューモン住所に送付してくだされば、
 2月27日到着までは間に合います!
 
 コンテスト期間:3月1日~月末  結果発表:4月1日
■ 応募方法
  CD (CD-R)と応募フォームに必要事項を記入して郵送
��応募いただいた作品は返却いたしません)

■ 送付先
 〒211-0006 川崎市中原区丸子通1-640-1F
 株式会社トーリューモン
 「かわさき音楽コンテスト」Y係
 
 ご連絡はtoryumon.nagasawa@gmail.com 長澤までお願いします。

ディレイを忘れずに

さて、サラウンドに関する話題が盛んではあるが、SRではあまり活用する機会がない・・
どうしてもスピーカーからの距離が均等な方がその効果を楽しめるし、特に広大な野外やアリーナでは収拾が付かなくなるためだ・・

が、ライブ感を残しておきたい・・ということでのノイズマイクなどの収録目的ならライブ会場でもサラウンドでの収録はあり得る・・
とはいってもあまり録音チャンネルに余裕のないSRオペついでの収音などで使えるかなとちょっといたずら的に考えてみた。

MS収音が双指向性のマイクがあればマトリクスを工夫することで実現できることは以前に記した。

なら、双指向性マイクをA-BでSR席の両脇に立てておき、各々正相と逆相を取り出したら、少なくとも前後4系統の音が録れるよね?2chだけで・・

反則かなぁ・・

一般のホールなら側面反射の効果を特に収音することを目的に、前後方向に2本立てて、横向き設置し、同じく正逆を取り出すことで、側面反射を特に意識した収音が可能になる・・これをダイレクトに卓から取り出した音とミックスするだけでも結構な効果を得られるように感じる。

とはいっても、私もまだテストしてないのであれですがね・・
だから・・雑談なんだが・・

今手元にGベロが二本・・ケーブルを変えたりコネクターを変えたりしないと使えないんだけど、これでテストしてみるかな・・
ステューダークラスの70db位までローノイズでゲインの録れるプリアンプかミキサーが必要なんだけど・・これが一番の難関かな・・

生存への音響

え~、今現在私の住んでいる秋田県はものすごく吹雪いています。
で、つらつら思ったことで、まぁ舞台音響とは直接関係ないのかも知れませんが・・

スキー場等で突然の天候急変があった場合、完全なホワイトアウトで方角もなにも分からなくなる場合があります。

こういうときに方向性を強く打ち出した音響システムで、この音が聞こえているうちはコース内!しかも聞こえる方向は脱出方向!・・この音になったらどちらにコースアウト・・
みたいなシステムは組めるのではないかな・・

実際ホワイトアウト状況ではまったく視界はあてにならない・・こういうときに指向性制御技術を駆使し、あるいは超音波スピーカーなどを駆使することでサバイバル情報を与えることが出来るのではないかと思ったんだけど・・

まぁ確かに防寒具のフードをした状態で、しかも強風下での伝達は大変ではあるけれど、光よりはずっと到達能力を持っていることは間違いないはずだよね・・

一人突っ込み

え~・・ケーブルに関してはマニアックな方々が結構おられるので地雷かなと思いつつ・・所感を述べたいと思います。
取り敢えず、カナレクラスの製品を使っている限り、ケーブルにこだわるよりするべき事が沢山無いか?と言うのが基本。
スタジオならもっとマイキングや楽器自体のコンディション調整、演奏技術の向上、表現力の向上など、やるべき事は沢山あると思う。

ハイファイシステムで聞く3千円のギターでの下手な演奏より、軽トラックのラジオから聞こえるクラプトンの歌の方が遙かに感動的だ・・なんてことはざらにあるよね?
こういう事をもっと考える方が建設的だと思う・・

と言う前置きを置いておいて・・

さて、よく音がよいと評判のベルデン・・
特性を計ると誘電率もF特もそれほどずば抜けてはいない・・
が、概して評判がよい・・なんででしょ?

管理人の持っている昔のゼンハイザーのヘッドホン・・
今時の物よりよっぽど音がよいし聞き疲れもしない・・
が、付いているケーブルは「え?」っと思うほど細くて華奢・・

なんででしょ?

通常表面効果で高周波ほど表面しか流れないので、撚線でないと高音がなまる・・とは、昔の教科書にもよく出ていた。
が、絶対抵抗値は太い線がよい。
近年はそこを走る電子の挙動がどうたらで、無酸素銅が・・とか、単結晶がとか、或いはアモルファス?などいろいろ騒いでいるけれど・・そうそう、半田が良くないなどと仰る方々も・・ICの中とか基盤の半田はどうすんじゃろ?と思うんですが・・

さて、ここで愚考。

モーターと発電機は必ず対で発生する物理現象。
導体内を電気が通る・・これ自体でまず磁界が発生する。これにタイムラグ(1/4位相分)が発生するところにまず悩ましい点・・
磁界に比べ電気は常に早く変化していく。
よって、磁界と電流にはずれがあってそこに電磁力による導体の微振動の可能性が発生する。
この現象、より細い撚り線の方が大きな影響が出る物と思われる・・
だよね?単線じゃ磁界もワンループだし・・

でだ・・導体が動いた・・とする。
するってぇと磁界はまだ残っているので、こんだぁ起電力を生じる・・
この起電力はお約束のように電流を止める方向で発生する。(だから逆起電力と言うんだけど)
モーターの突入電流と、その後の安定電流に至る経緯と一緒だな・・それほど強大ではないにしても・・

これが音をなまらせる一番の原因なんだと思う。

ということはだ・・柔らかい線ほど動きやすい・・と言うことは音がなまりやすい・・て事にならない?

だから、単純に固い線で固い絶縁物で固めたケーブルの方が音がよいと感じやすい・・とは想像できないかなぁ・・

ベルデンのケーブル・・これが又固いんだ・・
なんで固いのかというと、ミサイルなどの強大なGの中でケーブルが伸び縮みしちゃえらいこった!という設計思想なんだろうね・・元々が軍用だったんだから・・
だから音がよい・・と。
先に挙げたゼンハのケーブル・・これまた固いのよ・・
んで、体に触るとカサコソちょっとウルサイ・・でも音がよい。

国産のヘッドホン類は皆ケーブルが妙にしなやか・・う~ん・・ここらでもしかして決定的に違ってないか?

ということで、個人的にはあまり実験する気力はないが、スピーカーケーブルなんかもIVの6本より線(鬼のように太くて固い)と細いより線を編んだようなケーブルを作ると一番音が良いんじゃないかなぁ・・
出来れば撚り線は半田かなんかで固めてしまう・・とか・・
どうですかね?

訂正事項

Gベロ復活


この写真、おわかりの方は「おお!」とお分かりだろうけれど、ん?古っぽいマイクだなぁと思う方も多いのでは?

音の大きさのところで話した音の大きさは簡単には速度×圧力(どちらも微笑変化量としてのものなんだけど・・)と書いた。
で、普通のダイナミックマイクやコンデンサーマイクは圧力型のマイクとして知られる。まぁ今は殆どがそうなんだけど・・
で、もう一つの方式としてベロシティ型マイクというものがあって、その代表?と言うか唯一と言っていいものがこれ、リボンマイクである。

まぁ、理屈は至って簡単で、強力な磁界の中にアルミのリボンがぶら下がっていると言うもの・・その支持機構とかいろいろなんだけどね・・
ぶら下がっているものがものだけにデリケートである。下手に吹いたら一発でお釈迦!
だから、昔は歌手より録音技師(と言ってたはず・・)の方が威張っていた・・

このマイク東芝製でRCA77DXのコピーとして出発したらしい・・
まぁ双指向性なのでドラマ録りとか使いやすそう・・
その他Aベロ、Bベロ、Kベロなどがあった模様。
AベロはRCA44DX風だな・・

で、こいつをどうやって使うか考慮中

順当には三味あたりかな?
結果に乞うご期待!

素材の音

以前、FBSR会技術研修会で講師の岡田氏がマツダ(東芝のブランド名)製A型ベロシティマイクをレストアして持ち込んだことがある。
これが又素晴らしい音がした・・純A型ベロシティは高域特性が良くないと言うことであまり評価されてはいなかった模様・・(昭和38年発行のマイクロホンハンドブックの記述による)
が、機材の存在を感じさせず、話している本人が立上がるような音のあり方にいたく感銘を受けた・・

岡田氏によると外国製のチョコレートのアルミホイルの響きがいいのでひらめいてそれを使った・・とのこと・・プレーンなライターで丁寧にのばし、蛇腹をカッターの刃の背で作ったと言うからすごい・・

さて、このときの一言・・外国製のチョコレートのアルミホイルの音がよい・・と言う言葉・・これがずっとどこかに引っかかるのよねぇ・・

確かにシャラシャラという独特の響きがある。
国産だと妙にビニールっぽい音がする・・

考えてみると国産の金属って一般に鈍めの音がするなぁ・・などと思ったのよ・・

で、考えた・・

素材自体の音って、もしかするとかなり音響機材の音自体に影響があるのではないだろうか・・

スピーカーのコーン紙の音やエンクロージャの話はみんなする・・
が、ボイスコイルのワイヤーの音、アンプ内の配線材の音・・トランスの巻き線の音・・筐体の素材の音・・コンデンサーのアルミ材の音・・誘電体の制震材としての性能・・ケースのアルミの音・・など・・いろいろな素材が音に影響を与えそうだなと・・

日本の製錬技術は大変に優れてものがあるのだが、こと鋼に関しては欧米の鋼に今ひとつと言われていたように記憶する。
昨今、蹈鞴鉄の技術が再現され、鋼としての技術が一つよみがえったようであるが、もともと日本刀のための技術であった・・
翻って欧米は銃の歴史が長く、銃身のための製鉄技術、特に鍛造技術が進み、靱性と耐熱性に優れた鋼の開発で日本を上回るものがあったのかと思う。
また、宇宙技術とともに又素材技術も進んだのか、結果として音響機材にも良い影響があったのではないかな・・

でだ・・なんでチョコレートのアルミホイルまでシャラシャラと夢を誘うような音がするのか・・なんで国産のは単に包み紙のような音しかしないのか・・
なんで、国産シンバルは良い音がしないのか・・
なんで管楽器も欧米に優れたものが多いのか・・

回路技術もいいし振動モード解析などもいいのだけれど、素材自体の中の音・・にもっと注目すべきではないかなぁ・・

奇しくもキャノンの技術顧問をされている 寺垣研究所・寺垣武氏考案の波動スピーカー(同名の他のシステムもありますが、ここのが面白い)は、分子間のエネルギー移動現象としての素材の中を通る音に注目されていますね・・

こういった新しい視点からの素材音響学が育つ余地があるように思います。

自然現象の中でしばし、従来の音響理論では説明しがたい現象が観測されます。
それも実は自然の持っている性質であり、まだまだ人間がすべてを解明できているわけではない・・
もし本当にすべてを解明できているならもう科学者は要らないわけで・・
正しい科学的姿勢というのは、まだまだ人間は無知であると言うことをまず認めることだと思うのですがね・・

とまれ、素材自体の音色に思いをはせるきっかけとなったAベロのアルミでした・・

R&Pスピーカーと成毛茂氏

ロック小僧だった50代くらいの人にとっては忘れられないギタリストの一人、成毛茂氏の訃報に接した。

たまたま、遥かな昔の自分たちのバンドの演奏をチェックする機会があった。当時(昭和53年頃)の厚木の新星堂楽器店の地下スタジオに、R&Pの初期の頃の3段積みアンプがあって、これをフルアップにしていつも練習してたさ・・

このアンプに最初に正しい評価を下した人が成毛茂氏であった。
マーシャルやハイワットに対向することが出来る国産アンプはこれだけだ!っとね・・

R&PはRolandとパイオニアの協力の下に国産スピーカーとしては初めての高出力高耐入力スピーカーとしてギター用で103db/m/wを確保して、アルニコマグネットに冷却構造を持ち、200w程の耐入力も併せ持っていた・・
当然これはPA用途にも使えると言うことで、結構な数のカンパニーが自作ボックスに入れたり、4550などのボックスに入れて使用していたものだ・・

これは、国内各社のスピーカーづくりに大いに刺激となったものだ。
YAMAHAなどもこれ以降、PA市場に本格的に乗り込んできたように思う。

これ以降、JBL、EV、GAUSSなどのスピーカーが主力となり、いつの間にかTURBOに代表されるプロセッサータイプのMID-HIGHボックスの時代となった。そして国産スピーカーはすっかり忘れ去られていたわけなのね・・

さて、成毛氏・・空ピック奏法や沈身、浮身などのリズム解析と、日本のロック界の発展に忘れることの出来ない貢献をした人であったとおもう。評価はともかくメジャーには乗り切れなかったのだけれど・・