このところちょっと普通のオーディオのサイトを見て回ることが多かった。
中坊の頃から高校(わしは高専だったけど)の2年くらいまでがオーディオ好きだったので、その頃の記憶とつきあわせても隔世の感を感じる部分と相変わらずという部分があるなと・・
さて、なぜ高校くらいで止めたか・・バンドを始めたこと、PAに関わるようになったこと・・が大きいみたい。
圧倒的な実存する楽器の力に圧倒された・・と言う感じかな・・
このとき一番感じたのが、所詮ステレオという虚像の上での生音論議に過ぎなかった・・という実感。
もちろん、この上で趣味としてたしなむのに何の文句もないんだけど、自分の中では意義付けが抜けてしまったのだな・・
さて、そうは言ってもPAもステレオという虚像で仕事をしていることに間違いない・・けど、生楽器のある状況が多いし小規模会場ではこれは覿面に生楽器の利点を使うことが出来る。
それと決定的に違うアプローチ法があって、ピュアオーディオは狭い部屋のスピーカーの向こうにホールを感じたい・・と言うのが生音のテーゼである。
PAでは如何に遠くの人でも目の前にタレントがいるかのように拡声できるか・・が大きなテーゼである。
ここで実は大きな違いが出てしまっているよなぁ・・ってね・・
おっと、ここでは意図的にレコーディング業界や放送業界などの記録系業界のメンタルは抜いてます。
あと、生で楽器をいじっている身としてはどっちもどっち・・所詮虚像・・と、これに関してはちょっとニヒルになってしまっているかなぁ・・反省・・
個人的には皮膚感覚で演奏する方なんで、手触りの悪い演奏もいやだし、聞くのもいやかも・・
と言うようなメンタルの中で、さて今自分で自室のオーディオをセットするとなるとう~ん・・
やっぱり音は前に出てきてくんないと、蹴り入れたくなりそうだし、遅いアンプやスピーカーではいらつきそうだし・・かといって自己主張の強すぎる音だとBGMにならねぇしなぁ・・
などと意外に選択肢は少ないのである。
オーディオ評論家諸氏の評論は先に述べたように前提となっているメンタルが違うので全く参考にならないし・・レコーディングエンジニアの話すことは近いけどやっぱり違うかなぁ・・
と、久々にお悩みなのだ・・
まぁどうせSMAARTでの調整をしながらディレイでユニット間距離を調整して、などとやらざるを得ない・・となるんだろうけど・・ってこで既にオーディオ評論家さんとスタンスが違っているか・・・^^;;
そうそう、低音用スピーカーの1/4波長遅れの問題は結構大きくて、これをキャノンが振動モーターを超音波駆動することで解決したと言うニュースがあったね。これは興味津々。
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S-4115Hを6畳間に持ち込んで聞いてたなぁ・・
スーパーツィーターとスーパーウーハーを足して・・
アンプも200×2・・
4115Hは高能率で反応も早かったので、結構気持ちよく聞けたっけ・・ちょっと音量を上げると下品気味になるんだけどね・・コーン紙が軽いというのが効いていたのかなぁ・・
低能率スピーカーは反応が遅いのが多くてちょっといらつく様になったかな・・
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と言うキットメーカーがあったなぁ・・
浜松出身の友人に教えられたんだけど、この故桝谷さん、実に面白い理論を展開しているなと・・
んで、田舎に帰った年にこの友人宅に遊びに行ったとき、クリスキットのプリアンプ(トランジスタ製)を一晩で作ったんだ。
これがまた気持ちの良い音がする。
パワーアンプはYamahaのPC-1002だからまぁそこそこのものだったと思うんだけど、とにかくプリアンプとしての素性の良さったらすごかったねぇ・・
この春で(2006年)最終製品も出荷を止めたらしいのでもう手に入らないんだけどね・・
ある程度勉強する気があって半田ごてを握るのが苦でない人なら良いチョイスだったのに・・