2014年10月8日水曜日

バウンダリーマイクのお題 その3

さて、バウンダリーマイクの話が続いたので、もっと続けよう・・^^;;

このバウンダリーマイク、市販されているものは結構なお値段がする。
用途が特殊と言うこともあって、所有していないPAカンパニーもあるかと思う。

また、コンデンサーマイクでもあり、ファンタムが必要だし、コネクターは華奢だし・・ということで、取り扱いも結構大変。わやくちゃな現場では使えそうもない・・(踏まれたりケーブルを引っかけられたり・・養生をしていてもね・・)

が、バウンダリーを使いたいこともしばしばあることはある・・

そんなとき、57で良いから、これを床に直接置いてしまおう!
床が反射面。カプセルは単一指向性。
まぁ57より大きいカプセルでは考えてしまうけれどね・・小径マイクなら何とかなる。

そんな!!って思うでしょ?
いけるんだな・・これが・・太鼓の収音とか民族音楽系の動きの激しい演奏形態などで結構いけたりする。
まぁ踏まれても持ちこたえそうだしね・・ぽろっとスクリーンが取れたりはするけど・・安くなったし・・

結局バウンダリーマイクの基本定義を考えると、単一指向性のカプセルを、PZM領域に横置きにして単一指向性マイクの半分に切り取った特性のマイクを作り、反射板をマイクに持たせたもの・・と言えるわけなので、それを物理的に作り上げた・・だけなんだけど・・

まぁ、PCCみたいにワイドレンジというわけじゃないし、ダイナミック特有の打楽器系が大きくなって、弦系が拾いにくい・・なんてのは多少あるけど・・それは後使いよう。

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