2014年10月8日水曜日

騒音性難聴を考える

レコーディングミキサーやPAのオペレータの中には騒音性難聴の方が結構おられる・・
かくいう管理人も子供の頃からの中耳炎やなんかの影響もあって左右のバランスが必ずしも良くないし、低レベルの音の聞き取り能力は健康とは言いかねる。まぁなんとか通常レベルでの聞き取りが出来るので仕事にはあまり差し障りはないんだけど・・

でだ・・騒音性難聴は90dbを超える音を長時間にわたって聞くと殆ど発症すると言われている・・まぁ細かい条件などは専門の方に聞いて欲しいのだが・・

なぜ発症するのかに関し、最近感じていることをちょっと・・

人間は使われていない器官は退化させてしまう・・という問題がまず第1にある。
まぁ退化というと進化論的な退化ではなくまぁ衰弱させてしまうと言う意味合いかな・・
例えば、関節は特に病気でない限り一生可動範囲は変わらない。が、体が固くなって・・とよく言われる現象は、実は運動神経の単純化によって引き起こされる。ある程度以上の可動域になると引きと縮みの神経が一緒になり、開こうとしているのに閉じる筋肉も一緒に動いてしまう。これが関節の可動域の狭くなる一番の原因。

これは人間の諸器官すべてに同じ事が言え、耳についても同様。

我々が仕事で大音量を聞くとき、実は大音量の中の小音量の聞き分けをしている事が多い。つまりマスキングを嫌って大音量の中のノイズとか、小音量楽器のバランスを聞こうとしている。これは言ってみれば逆マスキング、乃至は大音量にすることで人為的なカクテルパーティ効果を出そうとしているのだと考えられる・・
このことは大音量部分は聞かない、あるいは聞こうとしない・・という習慣といえる。
これがメタル系のバンドとなると130dbにも届こうとする様な大音圧・・まともに聞いていたんでは後で耳鳴りで苦しいので耳栓でカバーしながら・・聞こうとか、対策を取ることになるが、それでも体を突き抜けてくる大音量・・で、そんな音は出ていないという心理操作で"慣れる"ことになる。
つまりは大音量を聞いてない・・

聴覚神経が一生懸命脳に信号を送っても脳がそれを受け付けない状態が長く続くと、聴覚神経が使用されていないのと同じになり、聴覚神経は「ああ・・いくら稼いでも脳は受け取ってくれないのね・」とさぼり癖が付き、結局鞭毛の脱落を発生させる。こうなるともう元には戻らない・・

つまり、大音量下にさらされることで、聴覚神経の信号を脳が受け取らないという保護機能が働き、結局聴覚神経に回復不能な退化・・を発生させると言うことなんだろう。
これが騒音性難聴の本質でないかとにらんでいる。

ということは上司の小言を聞かない!という態度も難聴を誘発するんではないだろうか・・^^;;
お年寄りによくあるように思うのだけど・・

などと言うことを考え、普段はなるだけ人為的な音を聞かないようにしている。
車がちょっと悩ましいなぁ・・
自然の音に耳を澄ませる癖をつけると、人為的な音を聞くのが苦痛になるというのはあるかも(人に依るか・・)
都市部なら環境音の細かい音に気を使うとかね・・

まぁ、耳の保護の意味でも虫の羽音やら風の音、せせらぎの音などを沢山、注意深く聞く癖をつけるのは良いことだと思うこの頃・・

1 件のコメント:

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