2014年10月8日水曜日

FBSR会技術研修会の報告とボーカルマスターのその後

さて、mixiでもこのブログでも通知していた標記のFBSR会技術研修会・・
不慣れな事務局であっても、どうにか無事終了いたしました。
報告が遅れましたが、皆さんありがとうございます。
心配された参加者も何とか70名を越し、各社さんからご協力を戴きました。

まずもって参加された皆さんお疲れさま。
また講師の岡田氏、運営委員各位お疲れさまでした。

58という非常にスタンダード且つレガシーなマイクで2日間をつなげられるのかと言うのは非常に心配された所ですが、なんと、非常にバラエティ溢れる音色で、時代ごと、個体毎に違うため、皆さん新鮮だった模様です。

管楽器用のアクリル反射板を取り付けたり、ギターやドラムのかぶりを調べたり、何故これらのマイクが定番になったのかなど、非常に面白い研修になったと思います。

また、本ブログでも何度か取り上げたボーカルマスター・・
最初にトラブったアンプは結局南極アンプのトランスがいかれていて再生不能とのことでした。

幸いに現所有者の音響サービスさん(秋田市)では3セットを所有しており、稼働確認の取れたアンプを提供していただきました。

で、そのアンプとスピーカーの組合せ・・
最新スピーカーシステムを扱っている代理店の人達も驚いたほど「普通の音」を、スピーチでは作り出してくれました。
たぶん、40以下の人達は殆ど見たこともないし、当然触ったことも音を聞いてこともないと思われます。

まぁ管理人は学校時代の実習時のモニターがボーカルマスター(FOHはA7)だったので馴染みはあるのですが・・仕事についてからは無いなぁ・・

で、58と組み合わせている限り、かなり張ってもクリップせず、スピーカーの限度を超えないような設計で、あまりEQしないのに、EQした後のような誇張のない音になっているあたり、さすが専用に作り込まれただけあるなと思います。

まぁ、ベテラン勢は皆一様に懐かしがっておりましたし、新人さんは珍獣でも眺めるような目で見てたのが印象的です。

あらためて管理人が思ったこと・・広帯域フラットを目指すのも良し悪しだよな・・っと・・

つまり、リスナーの耳に届いた時点で普通に聞こえることこそが大事・・
スピーカー単独を測定してフラットだとかって・・あまり意味はないのよね・・

諸兄もいろいろ考えを巡らせて欲しいものです。

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