先般、和太鼓ユニットの仕事を依頼され、オペをしてきた。
まあスタンドに57と58、あとはピンマイク2本と言ういたってシンプルなアプローチだったんだが・・
PA自体は奥サイドに音像基準兼モニター、あとはハウスというやり方でまぁそこそこに仕上がったと思う。以前にも記したが、ステージ上でハウスのチューニングをしてしまうという邪なやり方ではあったけどね・・^^;;
さて、当日、出演者が客席最後列でビデオ記録をしていた。
HDDタイプのHDビデオで、ツアー中ずっと客席の揺れなどでセクターエラーがでていたので、卓信号を分けて欲しいとのこと・・
が、ミニステレオに変換するケーブルを準備していなかったので、振動を回避する設置をアドバイスして本番に臨んだにも関わらず、やはりセクターエラーを出していた・・
当初は和太鼓の強靭な音圧によるエラーかと考えたのだが、ふと思い出した・・
HDDドライブのサーフェイス検査と言うのは、えらく時間のかかるものだ。
特にセクターエラーをマップアウトするためのハードフォーマットは1G程度のHDDでも恐ろしく時間がかかったのを覚えている。(何度夜中まで掛かったことか・・)
ということで、メーカーもドライブメーカーから納入されたHDDを自社でさらにサーフェイス検査なんかするはずが無い。だってそれに掛かる恐ろしいほどの時間はそのままコストを極端に引き上げるはずだからだ・・
それよりはそのままOSなどをイメージ焼き込みして出荷し、万一トラブルがあったらドライブ交換!その方が安い!と踏んでいるようだ。
まぁ、巷のHDDの値段を考えると修理なんかしてられないよね・・とは私だって思う。
で、私自身購入したばかりのPCで立て続けにHDDトラブルに見舞われたことがあった。
ということは、このビデオもHDD自体に問題があったのだ・・と考える方が正解か?
大音圧下でのHDDでの録音もごく普通に行なわれているので、ちょっとやそっとの振動が原因とは考え難い・・ましてやビデオなどに内蔵されている小径HDDは耐ショック性も結構優れていたはず・・
で、初期不良ということで修理に出した方がいいですよとアドバイス。
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