つい最近、日本舞台音響家協会の理事仲間の方が、学校でのMSマイクでのサラウンド収録の実習の模様をアップされていた。
センターに双指向性マイクをセットし、その上下にカーディオイドマイクを前後方向に2本。
センターのマイクを共用し、上下のマイクとのマトリクスでサラウンドを撮ってしまおうという試みと思われた。
まぁ、そこでカーディオイドマイクを思わずオムニか?などとお間抜けなコメントを入れてしまい、恥をかいたわけだが・・
で、以前から暖めていた双指向性マイク二本でなんとかサラウンドを収録できないかという漠然とした考え(簡便な実験は何回かやったがあまりよい成果は出ていなかった・・)を、あらためて整理して、理論的バックボーンを固めてしまおうかと以下のとおりのレポートをまとめてみた。
https://www.evernote.com/shard/s12/sh/71c450b7-d1e1-4650-9b4c-68e94dcbb0bb/8e858344b99782cc5c39f16af3cdb1c9
PDFファイルなので、大概の方が読めるだろうと思うので、理論的におかしいとか、計算間違っているぞ!とかありましたらどんどん突っ込みを入れていただければ幸い。
もしこれがうまく機能すれば、ちょっとした治具で三点吊りに吊り込んだりといった常設使用に使えるし、また、レコーディング時の記録チャンネルを最小にしたり(まぁマイクの素の音を録る分には2chで済むし・・)、といったメリットがありそうです。
広がり感の調整やなんかは、後でいろいろいじれる可能性もある。
現実に理論通りに物事が進まないことはよくある話なので、こりゃ使い物にならんと言うこともあり得る・・けれど、まずは一度は考えて見ることが大事かなと・・
当方、いまいろいろと問題を抱えていて実験できる見通しが立たないので、どなたか遊んでみるか・・程度の感覚で実験してみていただけたらうれしいです。
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その後さらにチェックを進めたら計算ミスを発見。位相が45度シフトする竹であることが判明。がっくし・・
やはり最低3本のマイクがないと無理だった。残念。
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一通り読んでみましたが・・・
自分の勉強不足(特に数学に弱い農業高校出)が見に沁みました。
最近また新しい壁にぶつかってるような気がしてまして、今度音響のイロハをご教授ください。
藤井
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出身校はあまり関係ないですよ・・お師匠さんも専攻は心理学だったりとか・・
数学は・・というより数字を読む力は、機材を守ったり、耳を守ったり、あるいは、適正規模のシステムを組む・・などというときに大事ですが、それほど大事の数学ではないので、チャレンジする価値はあると思います。
使っている機材で間に合わなくて、回路理論に手を出すとかになると果てしなくなりますが・・