2014年10月8日水曜日

SP盤の録音

 佐藤貞子と言う民謡歌手がいた。
 私の弟が産まれた年に亡くなっているので、知らない人が殆どか?

 地元出身で、秋田民謡を全国に広めた立役者である。

 ちょうど、同時期に安來節も全国で流行ってるなぁ・・

 民謡歌手ではもっとも古い録音を行った内の1人であるが、余りそのレコードが残っていない。

 機械録音から電気録音に移行する時代のことであり、また、ゼンマイ式の回転機構故正確な回転数がよく分からないと言うこれまた超アナログな話。盤面の回転数標記もまちまちで、まぁ、当時はどうでも良かったんだろう・・

 で、秋田県内は合川町に時計屋さんがあって、そこで貞子のレコード発見!と言うニュースを聞いたのは10年以上前。
 当時の館長とわざわざ借りに行ってDATに記録はした。

 しかし、当時用意できたのは電気式のプレイヤー。サファイヤ針などが付いていて、残念ながら盤面に新たに傷を掘り込んでいくような状況で、決して良い録音とは言えなかった。
 SP盤の持ち主も蓄音機マニアで、蓄音機の方が音が良いと言ってたのはまさに正解だったのだな。

 で、月日は経ち、良いコンディションの蓄音機を借りられる環境がある。いつもお世話になっているはちみつ屋の社長の持ち物。木製キャビで音も良い。

 が、肝心のSP盤がなかなか借りるあてがない・・合川の時計屋さんはとうにお亡くなりになられ、歴史民族研究者の間で、何とかどこかにないか?と話題にしていた。

 今回、文化庁補助事業として取り組んでいる佐藤貞子研究の一連のイベントの中で、新たに持ち主が発見され、これをお借りすることが出来た。

 今度こそは良い録音をと、蓄音機も本日借用してきた。

 で、3/2には記録会の開催。

 録音はどうせモノラルではあるが、大径コンデンサー、小径無指向コンデンサー、リボンマイク、バウンダリーマイクから選択の予定。部屋の選定も大変だけどね・・

 ものが民謡だけにホールトーンなどと言うやり方は似合わないと思うし・・

 昔、古民謡を収録したときの練習室かな?と検討中。

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